ぼくは浅草で生まれた。 あの3月10日の大空襲の時には五つくらいだった。 父はぼくが三つの時に死んでいなかったので 母と姉とぼくは焼きだされてから あちこちの親戚の家を転々としなければならなかった。 千葉の船橋から岐阜までも行った。 その頃から ぼくのなかにあるコンプレックスのようなものが 育って... 続きをみる
2018年8月に書かれた記事
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アルコホーリクス・アノニマスの私たちは 無名であることには 霊的にはかり知れない重要性があると信じている。 それは個人よりも原理が優先されること 本物の謙虚が実践されなくてはならないことを いつも私たちの心にとどめてくれる。 それは 私たちが受けた偉大な恵みに決して甘んじることなく 私たちすべての... 続きをみる
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これらのステップを経た結果 私たちの人生に対する考えや態度が 根本から変わり このメッセージをほかのアルコホーリクに伝え そして 私たちのすべてのことに この原理を実践しようと努力した 霊的に目覚める時 すなわち 私たちの人生に対する考えや態度が 根本から変わる時 その最も重要な意味は これまで自... 続きをみる
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私たちの広報活動の特徴は 個人名を伏せた無名性にある。 AAは センセーショナルな宣伝を避けるべきだと考える。 AAメンバーとして名前や写真を 電波、映像、活字にのせるべきではない。 私たちの広報活動は宣伝でなく ひきつける魅力に基づくべきである。 AAのことを自画自賛する必要は少しもない。 AA... 続きをみる
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祈りと黙想を通して 自分なりに理解した神との 意識的な触れ合いを深め 神の意志を知ることと それを実践する力だけを求めた 神さま 私をあなたの平和のしもべとしてお使いください 憎しみのあるところに愛を いさかいのあるところに赦しを 分裂のあるところに一致を 疑惑のあるところに信仰を 誤りのあるとこ... 続きをみる
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どのAAグループもメンバーも AAを巻き込むような形で 外部の論争に対して意見を述べてはならない。 特に政治や禁酒運動、宗教の宗派的問題には立ち入らない。 アルコホーリクス・アノニマスのグループは だれに対しても反対の立場を取らない。 そういう問題についてはどのような意見も表明しない。 アルコホー... 続きをみる
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自分自身の生き方の棚卸しを続け 間違った時は 直ちに 自分の過ちの本質をありのままに認めた 私たちは どんな条件のもとでも飲まない生き方を守り 感情のバランスを保てるだろうか? 恨み、怒り、怖れ 嫉妬、妬み、自己憐憫、自己非難 高慢、自惚れ、誤ったプライド 自己正当化、自己欺瞞 利己的、身勝手、配... 続きをみる
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各AAグループは 組織化を必要最小限にとどめるべきである。 リーダーも交代制にするのがいちばんよい。 小さなグループの場合、セクレタリー(実務担当)を選ぶ。 大きなグループは任期制の委員会を 都市部の大規模なグループは セントラル/インターグループ(オフィス)委員会を持って 常勤の実務担当者を雇用... 続きをみる
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その人たちや他の人を傷つけない限り 機会あるたびに その人たちに直接埋め合わせをした 埋め合せに必要なのは 健全な判断 埋め合せの機会を慎重に見計らう分別 勇気 そして賢明さである。 【すぐに】 ソブラエティが続けられるという 相応の自信がついたら すぐにでも 埋め合わせをしたほうが良い場合がある... 続きをみる
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アルコホーリクス・アノニマスは あくまでも職業化されずアマチュアでなければならない。 ここでいう職業とは 料金を取って、あるいは給与をもらって アルコホーリクをカウンセリングすることをいう。 しかし私たちのサービスのために人を雇う必要のある場合 アルコホーリクを雇うことができる。 これに対してはそ... 続きをみる
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私たちが傷つけたすべての人のリストを作成し その人たち全員に進んで埋め合わせを しようとする気持ちになった 私たちは過去をふり返り どこで自分が誤ったかに目を向ける。 次に 自分が与えた損害を修復するために 精一杯努力する。 こうして過去の破壊の跡を片づけ 自分自身を改めて見直し かかわりのあるあ... 続きをみる
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AAグループは そのメンバーによる自発的な献金だけで 完全に自立すべきである。 グループ、あるいはクラブ 病院、その他の外部の機関が アルコホーリクス・アノニマスの名前を使用して 募金を依頼することは、非常に危険であり またどこからのものであれ、多額の贈り物や 何らかの義務が生じるような寄付を 受... 続きをみる
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私たちの怖れと短所を 取り除いてくださいと 謙虚に神に助けを求めた 神さま 私にお与えください 怖れと欠点を手放すために 自分に変えられないものを 受け容れる落ち着きを 変えられるものは 変えてゆく勇気を そして 二つのものを見分ける賢さを 私たちは幾千年にもわたり 自分の割り当て以上の 平安と富... 続きをみる
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金銭、財産、権威の問題は ともすると私たちを 本来の霊的目的からいとも簡単に それさせる可能性がある。 だから私たちは 純粋にAAのためだけに用いられる財産は すべて別個に法人化して管理し 物質的なことと霊的なことを 分けるべきだと考える。 AAグループとしては 決して事業に携わってはならない。 ... 続きをみる
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怖れとこうした性格上の欠点全部を 神に取り除いてもらう準備がすべて整った 私たちはみな 自然の欲望をたくさんもって生まれてきた。 だから欲望が しばしばその本来の目的からそれたとしても 不思議ではない。 その欲望によってやみくもに突き動かされる時 あるいは度を越した満足や快楽を求める時 私たちは ... 続きをみる
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アルコホーリクス・アノニマスの各グループは いま苦しんでいるアルコホーリクに メッセージを運ぶことだけを本来の目的とした 霊的共同体であるべきである。 各グループの本来の目的はただ一つ いま苦しんでいるアルコホーリクに メッセージを運ぶことである。 一人ひとりの関心は違っていても 私たちは一つの共... 続きをみる
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神に対し 自分自身に対し そしてもう一人の人に対して 自分の過ちの本質をありのままに認めた AAにおいて 初めての降伏、ステップ1は 自我を収縮する事でソブラエティをもたらします。 しかし不幸にも 自我は復活してきます。 これを防ぐには 自己制御の効いた生き方を身につけなければなりません。 この事... 続きをみる
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グループ内の問題について 各AAグループは 何かの権威に対してではなく 自分たちの良心に対して責任を負うものである。 しかしあるグループの計画や行動が 近くにあるグループの福利に関係する場合は それらのグループは相談を受けるのが当然である。 またどのグループも 各地の委員会も あるいは個人も AA... 続きをみる
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1974年秋 東京新宿で 英文のビッグブックを読み合わせる AA方式のミーティングが始まりました。 トゥディクラブという名の クローズドミーティングでした。 アメリカ人神父(ミニー神父) 日本人神父(ピーター神父) 日本の女性メンバー等も 参加するようになり ガリ版刷りの 日本語訳版ビッグブックと... 続きをみる
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怖れずに 徹底して 自分自身の生き方の棚卸しを行い 負債と資産を表にした 負 債 恨み、怒り、怖れ 嫉妬、妬み、自己憐憫、自己非難 高慢、自惚れ、誤ったプライド 自己正当化、自己欺瞞 利己的、身勝手、配慮の欠如、不正直、怠惰 資 産 寛容、許し、忍耐、落ち着き、勇気 自信、受容、感謝、自己評価 謙... 続きをみる
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私たちの共同体は アルコホリズムに苦しむ人すべてを含むべきであり 回復したいと願っている人は どんな人であっても拒んではならない。 AAのメンバーであるためには 金のあるなしを問われることはなく また 何らかの規則に服従する必要もない。 飲まずに生きたいと願うアルコホーリクが 2、3人集まれば グ... 続きをみる
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私たちの意志と生き方を 自分なりに理解した神の配慮に ゆだねる決心をした AAプログラム全体を通して 私たちが充実した生きがいのある人生を すごすことができるかどうかは 私たちが いかに意欲的に 「自分の意志と生き方を 自分なりに理解した神の配慮にゆだねる」 かにかかっている。 AAメンバーとなり... 続きをみる
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自分を超えた偉大な力が 私たちを正気に戻してくれると 信じるようになった AAの3つの宣言 ①AAは何かを信じることを要求しません 12のステップはすべて提案です ②「自分を超えた偉大な力」を 理解できなくてもかまいません ③意欲と、正直さと、開かれた心が 回復に必要な核心です AAの仲間が... 続きをみる
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各メンバーはアルコホーリクス・アノニマスという 大きな全体の小さな一部である。 AAが生き長らえなければ 私たちの多くが確実に生命を失うことになるだろう。 したがって私たちの一体性がまず優先される。 しかし個人の回復がすぐそのあとに続く。 優先されなければならないのは 全体の福利である。 個人の回... 続きをみる
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私たちはアルコールに対して無力であり 生きていくことが どうにもならなくなっていたことを認めた 完全な敗北を認めたがる人間がいるだろうか? 今や強欲な債権者となったアルコールが 私たちの自信と アルコールへの渇望現象に逆らおうとする気力を 残らず絞り取る。 私たちは 完全な敗北について 全く違った... 続きをみる
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1879年8月8日 ロバート・ホルブルック・スミス誕生 1885年~1894年 サマーストリート小学校に通う 1894年(15歳) セント・ジョンズベリー学院入学 1898年 セント・ジョンズベリー学院卒業 ダートマス大学入学 1902年 ダートマス大学卒業 1902年~1905年 製造関係の会社... 続きをみる
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アルコホーリクス・アノニマスは 経験と力と希望を分かち合って共通する問題を解決し ほかの人たちもアルコホリズムから回復するように 手助けしたいという共同体である。 AAの12のステップは 霊的な特徴をもつ一連の原理であり 生き方として実践されるなら 飲酒の囚われから解放され ほかの人たちの役に立ち... 続きをみる
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私たちに欠点があるからといって 神に罰せられるのではない 私たちは 自分の性格上の欠点によって罰せられるのだ 私たちの欠点は 主に自己中心的な怖れから生じている。 その怖れは もっているものを失うことに対する怖れであり あるいは 欲しいものが手に入らないことに対する怖れである。 つまり 怖れは 永... 続きをみる
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ステップ4 怖れずに 徹底して 自分自身の生き方の棚卸しを行い 生き方の負債と資産を表にした ステップ10 自分自身の生き方の棚卸しを続け 間違った時は 直ちに 自分の過ちの本質をありのままに認めた 負 債 資 産 恨み 寛容 許し 怒り ... 続きをみる
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1940年代になって ビルは同じような団体が 既に1800年代に存在していたことを知った。 その団体はワシントニアンと呼ばれていた。 A.A.に似た運動がかつて存在したが 次第に消えていっていたという事実は A.A. の将来についての厄介な暗示を示していた。 ワシントニアンが崩壊した原因は アルコ... 続きをみる