ぼくは浅草で生まれた。 あの3月10日の大空襲の時には五つくらいだった。 父はぼくが三つの時に死んでいなかったので 母と姉とぼくは焼きだされてから あちこちの親戚の家を転々としなければならなかった。 千葉の船橋から岐阜までも行った。 その頃から ぼくのなかにあるコンプレックスのようなものが 育って... 続きをみる
アルコール依存症のブログ記事
アルコール依存症(ムラゴンブログ全体)-
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アルコホーリクス・アノニマスの私たちは 無名であることには 霊的にはかり知れない重要性があると信じている。 それは個人よりも原理が優先されること 本物の謙虚が実践されなくてはならないことを いつも私たちの心にとどめてくれる。 それは 私たちが受けた偉大な恵みに決して甘んじることなく 私たちすべての... 続きをみる
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これらのステップを経た結果 私たちの人生に対する考えや態度が 根本から変わり このメッセージをほかのアルコホーリクに伝え そして 私たちのすべてのことに この原理を実践しようと努力した 霊的に目覚める時 すなわち 私たちの人生に対する考えや態度が 根本から変わる時 その最も重要な意味は これまで自... 続きをみる
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私たちの広報活動の特徴は 個人名を伏せた無名性にある。 AAは センセーショナルな宣伝を避けるべきだと考える。 AAメンバーとして名前や写真を 電波、映像、活字にのせるべきではない。 私たちの広報活動は宣伝でなく ひきつける魅力に基づくべきである。 AAのことを自画自賛する必要は少しもない。 AA... 続きをみる
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祈りと黙想を通して 自分なりに理解した神との 意識的な触れ合いを深め 神の意志を知ることと それを実践する力だけを求めた 神さま 私をあなたの平和のしもべとしてお使いください 憎しみのあるところに愛を いさかいのあるところに赦しを 分裂のあるところに一致を 疑惑のあるところに信仰を 誤りのあるとこ... 続きをみる
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どのAAグループもメンバーも AAを巻き込むような形で 外部の論争に対して意見を述べてはならない。 特に政治や禁酒運動、宗教の宗派的問題には立ち入らない。 アルコホーリクス・アノニマスのグループは だれに対しても反対の立場を取らない。 そういう問題についてはどのような意見も表明しない。 アルコホー... 続きをみる
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自分自身の生き方の棚卸しを続け 間違った時は 直ちに 自分の過ちの本質をありのままに認めた 私たちは どんな条件のもとでも飲まない生き方を守り 感情のバランスを保てるだろうか? 恨み、怒り、怖れ 嫉妬、妬み、自己憐憫、自己非難 高慢、自惚れ、誤ったプライド 自己正当化、自己欺瞞 利己的、身勝手、配... 続きをみる
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各AAグループは 組織化を必要最小限にとどめるべきである。 リーダーも交代制にするのがいちばんよい。 小さなグループの場合、セクレタリー(実務担当)を選ぶ。 大きなグループは任期制の委員会を 都市部の大規模なグループは セントラル/インターグループ(オフィス)委員会を持って 常勤の実務担当者を雇用... 続きをみる
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その人たちや他の人を傷つけない限り 機会あるたびに その人たちに直接埋め合わせをした 埋め合せに必要なのは 健全な判断 埋め合せの機会を慎重に見計らう分別 勇気 そして賢明さである。 【すぐに】 ソブラエティが続けられるという 相応の自信がついたら すぐにでも 埋め合わせをしたほうが良い場合がある... 続きをみる
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アルコホーリクス・アノニマスは あくまでも職業化されずアマチュアでなければならない。 ここでいう職業とは 料金を取って、あるいは給与をもらって アルコホーリクをカウンセリングすることをいう。 しかし私たちのサービスのために人を雇う必要のある場合 アルコホーリクを雇うことができる。 これに対してはそ... 続きをみる
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私たちが傷つけたすべての人のリストを作成し その人たち全員に進んで埋め合わせを しようとする気持ちになった 私たちは過去をふり返り どこで自分が誤ったかに目を向ける。 次に 自分が与えた損害を修復するために 精一杯努力する。 こうして過去の破壊の跡を片づけ 自分自身を改めて見直し かかわりのあるあ... 続きをみる
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AAグループは そのメンバーによる自発的な献金だけで 完全に自立すべきである。 グループ、あるいはクラブ 病院、その他の外部の機関が アルコホーリクス・アノニマスの名前を使用して 募金を依頼することは、非常に危険であり またどこからのものであれ、多額の贈り物や 何らかの義務が生じるような寄付を 受... 続きをみる
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私たちの怖れと短所を 取り除いてくださいと 謙虚に神に助けを求めた 神さま 私にお与えください 怖れと欠点を手放すために 自分に変えられないものを 受け容れる落ち着きを 変えられるものは 変えてゆく勇気を そして 二つのものを見分ける賢さを 私たちは幾千年にもわたり 自分の割り当て以上の 平安と富... 続きをみる
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金銭、財産、権威の問題は ともすると私たちを 本来の霊的目的からいとも簡単に それさせる可能性がある。 だから私たちは 純粋にAAのためだけに用いられる財産は すべて別個に法人化して管理し 物質的なことと霊的なことを 分けるべきだと考える。 AAグループとしては 決して事業に携わってはならない。 ... 続きをみる
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怖れとこうした性格上の欠点全部を 神に取り除いてもらう準備がすべて整った 私たちはみな 自然の欲望をたくさんもって生まれてきた。 だから欲望が しばしばその本来の目的からそれたとしても 不思議ではない。 その欲望によってやみくもに突き動かされる時 あるいは度を越した満足や快楽を求める時 私たちは ... 続きをみる
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アルコホーリクス・アノニマスの各グループは いま苦しんでいるアルコホーリクに メッセージを運ぶことだけを本来の目的とした 霊的共同体であるべきである。 各グループの本来の目的はただ一つ いま苦しんでいるアルコホーリクに メッセージを運ぶことである。 一人ひとりの関心は違っていても 私たちは一つの共... 続きをみる
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神に対し 自分自身に対し そしてもう一人の人に対して 自分の過ちの本質をありのままに認めた AAにおいて 初めての降伏、ステップ1は 自我を収縮する事でソブラエティをもたらします。 しかし不幸にも 自我は復活してきます。 これを防ぐには 自己制御の効いた生き方を身につけなければなりません。 この事... 続きをみる
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グループ内の問題について 各AAグループは 何かの権威に対してではなく 自分たちの良心に対して責任を負うものである。 しかしあるグループの計画や行動が 近くにあるグループの福利に関係する場合は それらのグループは相談を受けるのが当然である。 またどのグループも 各地の委員会も あるいは個人も AA... 続きをみる
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1974年秋 東京新宿で 英文のビッグブックを読み合わせる AA方式のミーティングが始まりました。 トゥディクラブという名の クローズドミーティングでした。 アメリカ人神父(ミニー神父) 日本人神父(ピーター神父) 日本の女性メンバー等も 参加するようになり ガリ版刷りの 日本語訳版ビッグブックと... 続きをみる
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怖れずに 徹底して 自分自身の生き方の棚卸しを行い 負債と資産を表にした 負 債 恨み、怒り、怖れ 嫉妬、妬み、自己憐憫、自己非難 高慢、自惚れ、誤ったプライド 自己正当化、自己欺瞞 利己的、身勝手、配慮の欠如、不正直、怠惰 資 産 寛容、許し、忍耐、落ち着き、勇気 自信、受容、感謝、自己評価 謙... 続きをみる
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私たちの共同体は アルコホリズムに苦しむ人すべてを含むべきであり 回復したいと願っている人は どんな人であっても拒んではならない。 AAのメンバーであるためには 金のあるなしを問われることはなく また 何らかの規則に服従する必要もない。 飲まずに生きたいと願うアルコホーリクが 2、3人集まれば グ... 続きをみる
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私たちの意志と生き方を 自分なりに理解した神の配慮に ゆだねる決心をした AAプログラム全体を通して 私たちが充実した生きがいのある人生を すごすことができるかどうかは 私たちが いかに意欲的に 「自分の意志と生き方を 自分なりに理解した神の配慮にゆだねる」 かにかかっている。 AAメンバーとなり... 続きをみる
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自分を超えた偉大な力が 私たちを正気に戻してくれると 信じるようになった AAの3つの宣言 ①AAは何かを信じることを要求しません 12のステップはすべて提案です ②「自分を超えた偉大な力」を 理解できなくてもかまいません ③意欲と、正直さと、開かれた心が 回復に必要な核心です AAの仲間が... 続きをみる
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各メンバーはアルコホーリクス・アノニマスという 大きな全体の小さな一部である。 AAが生き長らえなければ 私たちの多くが確実に生命を失うことになるだろう。 したがって私たちの一体性がまず優先される。 しかし個人の回復がすぐそのあとに続く。 優先されなければならないのは 全体の福利である。 個人の回... 続きをみる
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私たちはアルコールに対して無力であり 生きていくことが どうにもならなくなっていたことを認めた 完全な敗北を認めたがる人間がいるだろうか? 今や強欲な債権者となったアルコールが 私たちの自信と アルコールへの渇望現象に逆らおうとする気力を 残らず絞り取る。 私たちは 完全な敗北について 全く違った... 続きをみる
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1879年8月8日 ロバート・ホルブルック・スミス誕生 1885年~1894年 サマーストリート小学校に通う 1894年(15歳) セント・ジョンズベリー学院入学 1898年 セント・ジョンズベリー学院卒業 ダートマス大学入学 1902年 ダートマス大学卒業 1902年~1905年 製造関係の会社... 続きをみる
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アルコホーリクス・アノニマスは 経験と力と希望を分かち合って共通する問題を解決し ほかの人たちもアルコホリズムから回復するように 手助けしたいという共同体である。 AAの12のステップは 霊的な特徴をもつ一連の原理であり 生き方として実践されるなら 飲酒の囚われから解放され ほかの人たちの役に立ち... 続きをみる
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私たちに欠点があるからといって 神に罰せられるのではない 私たちは 自分の性格上の欠点によって罰せられるのだ 私たちの欠点は 主に自己中心的な怖れから生じている。 その怖れは もっているものを失うことに対する怖れであり あるいは 欲しいものが手に入らないことに対する怖れである。 つまり 怖れは 永... 続きをみる
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1940年代になって ビルは同じような団体が 既に1800年代に存在していたことを知った。 その団体はワシントニアンと呼ばれていた。 A.A.に似た運動がかつて存在したが 次第に消えていっていたという事実は A.A. の将来についての厄介な暗示を示していた。 ワシントニアンが崩壊した原因は アルコ... 続きをみる
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ビッグブックには随所に 「霊的体験」「霊的目覚め」という言葉が出てくる。 「霊的体験」「霊的目覚め」は アルコホリズムからの回復をもたらすために必要な 充分な「人格の変化」が 私たちのなかに さまざまなかたちで現れることを意味している。 「霊的体験」 突然の 天地がひっくり返るような急激で圧倒的な... 続きをみる
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アルコホーリクス・アノニマスの共同体は 道徳性と同様に霊性にも中心が置かれている。 AAメンバーのほとんど全員が 「自分を超えた偉大な力」を信じ それに自分をゆだねている。 エド神父は セントルイスで最初のAAグループを スタートさせるために力を貸してくださいました。 私たちが 歓びのうちにある時... 続きをみる
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AAは 三本の柱に支えられた殿堂にたとえる事ができます。 一つは宗教であり もう一つは医学であり そして三番目は アルコホリズムにかかった者としての 私たち自身の経験です。 医学は広い視野をもっています。 心の病気が身体に及ぼす影響 そして 身体の病気が心に及ぼす影響です。 ファスター・ケネディ博... 続きをみる
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私たちには 3つの座右の銘がある。 「第一のことは第一に」 「己は己、人は人」 「気楽にゆっくりやろう」 We have three little mottoes which are apropos. “FIRST THINGS FIRST” “LIVE AND LET LIVE” “EASY D... 続きをみる
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1951年 アルコホーリクス・アノニマスは ラスカー賞を受賞した。 サンフランシスコのオペラハウスで ラスカー賞が アルコホーリクス・アノニマスに対して 贈られたのである。 授賞式に続いて その晩行われたAAミーティングの会場は 超満員の仲間で埋められた。 飲んでいないアルコホーリクで会場が一杯に... 続きをみる
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AAの12のステップは 個人の「回復」のための原理である。 12の伝統は この共同体の「一体性」を守るものである。 「ワールド・サービスのための12の概念」は 1962年に 共同創始者ビル・Wによって著されたものであるが 関連する一群の原理を提供している。 それは AAのサービス構成のさまざまな要... 続きをみる
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アルコホーリクス・アノニマスの共同創始者の一人。 私たちの共同体の誕生は 彼が永久に飲まない生き方に入ったその日 1935年6月10日と日付を同じくする。 1879年8月8日 ロバート・ホルブルック・スミス誕生 私はニューイングランドの バーモント州セント・ジョンズベリーの セントラル・アンド・サ... 続きをみる
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ぼくが病院で横になっていた時 ふと考えが浮かんだ。 ぼくにこれほど惜しげもなく無償で与えられたものを 同じように手にしたいと願っているアルコホーリクは 何万人もいるにちがいない。 もしかすると ぼくはその中の何人かの役に立てるかもしれない。 すると次に その何人かが 別の人たちに同じことをする・・... 続きをみる
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ヘンリー・Pは シルクワース博士から紹介された タウンズ病院の患者の中で 1935年 初めて酒をやめた一人である。 ヘンリーは かつてスタンダード・オイルの重役を務めた男で 持ち前のけたはずれの情熱を ニューヨーク・グループを創始する事に降り注いだ。 1938年 アルコホーリク財団が ビッグブック... 続きをみる
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家族は全員が一緒になって 寛容 理解 愛 という共通の土台の上に立たなくてはならない。 それには一人ひとりが身勝手さを 引っ込めなくてはならない。 アルコホーリクも その妻や子どもたちや義理の身内も 誰もが 家族は 自分に対してこうあるべきだという固定観念を もっている事がよくある。 それぞれがみ... 続きをみる
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ビルはアン(ボブの妻)に 『妻たちへ』の章を執筆するように提案している。 私の考えでは アンは妻の姿を描写した章を書くべきだ とビルは提案したのだが アンがそれを書かなかったのは ひとえに彼女の謙虚さの せいだったのかもしれない。 ロイスもその章を書く事はなかった。 彼女は自分が書こうかと申し出た... 続きをみる
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実際の経験によれば 他のアルコホーリクと徹底的にかかわっていく事ほど 再飲酒を防ぐ保障になる行動はない。 他の事がみんなうまくいかなくても これには効果がある。 アルコホーリクス・アノニマスは 経験と力と希望を分かち合って共通する問題を解決し ほかの人たちもアルコホリズムから回復するように 手助け... 続きをみる
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ステップ4で棚卸表を作ったあと それについてこれからどうするのだろうか? 私たちは 自分の欠点を認めた。 怖れずに徹底して 自分の欠点を突き止めた。 棚卸表にその欠点を記した。 今 その欠点を捨て去らなければならない。 ステップ5 「自分を超えた偉大な力」に対し 自分自身に対し そしてもう一人の人... 続きをみる
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私たちが進んだ道を徹底してたどって 回復できなかった人を ほとんど知らない。 自分に正直になる能力さえあれば ほとんど回復する。 私たちは 自分たちがいつもどんなふうだったか? そして 何が起こって 今 どうなっているのか? おおよそのところをはっきりさせる。 あなたが 私たちのもっているものを欲... 続きをみる
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あなたが本気で酒をやめたいと思っているのに きっぱりやめられないようなら あるいは飲んでいて酒量がコントロールできないようなら おそらくあなたはアルコホーリクだろう。 良い道徳や人生哲学があれば 飲酒の問題が克服できるというのであれば 私たちはずっと昔に回復していたはずである。 けれども 道徳や哲... 続きをみる
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必死になって助けを求めている 多くのアルコホーリクの男女に この本を読んで頂く事が 私たちの願いである。 そうして読者が そうだ、自分と全く同じだ。 何とか自分も回復したい と言えるようになるには まず私たちが 自分たちの「問題」を全部はっきりさせる以外に 道はないと思っているのである。 私たちの... 続きをみる
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私たちは 出身地も、職業も様々なら 政治的、経済的、社会的、宗教的背景もいろいろで 普通なら出会う事さえもなかった者同士だ。 だが私たちのなかには 言葉では言い表せないような素晴らしい 仲間意識と友情と共感がある。 私たち 一人ひとりにとっての偉大な事実は 私たちが共通の解決方法を見つけたという事... 続きをみる
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1895年11月26日 ビル・Wが バーモント州イースト・ドーセットで生まれる。 ビル・W 本名:ウィリアム・グリフィス・ウィルソン https://ja.wikipedia.org/w/undefined?action=edit§ion=6 ビルは、バーモント州の採石場の町に育った。 1... 続きをみる
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医師から肝硬変と診断され 半年ともつまい と言われた。 両手で顔を洗う事もできない。 まっすぐ歩く事もできない。 「まるで奈良漬けだ」 と言われて久しい。 1968年10月18日 妻と病院に行った。 途中で飲もうと思ったが なぜか飲まずに入院した。 それ以来 酒は口にしていない。 退院の日 同席し... 続きをみる
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私は 函館のトラピスト修道院を逃げ出して 3週間ほど行方不明になっていた。 ちょうどその頃 一人のアメリカ人(ミニー神父)が 私の噂を聞いて しきりに探してくれていた。 無一文になって 仕方なしに大阪へ帰った私を待っていたのが 「こっちへ来て、一緒にやってみないか」 という彼のメッセージであった。... 続きをみる
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アルコホリズムの自己診断が難しいのは アルコホリズムがアルコホーリクに 「おまえはアルコホーリクではない。大丈夫だ」と ささやきかけるからです。 アルコホーリクは誰でも 二つの事を知りたがります。 一つは 自分がどうして昔のように 普通に酒を飲む事ができないのか? アルコホーリクは アルコールに対... 続きをみる
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アルコホーリクは誰でも 二つの事を知りたがります。 一つは 自分がどうして昔のように 普通に酒を飲む事ができないのか? アルコホーリクは アルコールに対して アレルギーを持っているので 一杯飲むとアレルギー反応が起きて アルコールを求める 身体の渇望が引き起こされる。 いったん飲み始めると やめら... 続きをみる
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ビル・Wがドクター・ボブと出会ったのは ウォール街の仕事で オハイオ州のアクロンへ出張した時の事だった。 だからAAは ビルが生計を立てていく必要に直面した 努力の中から生まれたのだとも言える。 AAは 1935年5月12日(母の日)に オハイオ州アクロンで ビル・Wとドクター・ボブが出会ったこと... 続きをみる
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1949年6月1日 AAの共同創始者、ドクター・ボブの妻 アン・リプリー・スミス死去 ふだん アンはボブの事を「お父さん」と呼んでいた。 ボブはアンの事を「お母さん」と呼んでいました。 アンは肺炎を発症し それがもとで急激な心臓発作を起こした。 ボブとアンが聖トーマス病院に着いた時 ボブにも疲れが... 続きをみる
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これらのステップを経た結果 私たちは霊的に目覚め このメッセージを アルコホーリクに伝え そして 私たちのすべての事に この原理を実行しようと努力した たとえ有能な精神科医たちであっても アルコホーリクへの説得は 不可能な場合が多かった。 しかしながら アルコホリズムからの解決法を見つけ 自分自身... 続きをみる
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私たちは 精神的 身体的に病んでいたばかりでなく 霊的に「こそ」病んでいたのだ。 だから霊的な病が克服された時 私たちの精神も 肉体も回復した。 アルコホリズムの問題 オックスフォード・グループ:「罪」(霊的な病) カール・ユング医師:心理的問題(精神的な病) シルクワース医師:病気(身体的・精神... 続きをみる
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祈りと黙想を通して 自分なりに理解した神との 意識的な触れ合いを深め 神の意志を知ることと それを実践する力だけを求めた 神は私たちに成功する事を求めてはいません。 私たちが努力する事だけを求めているのです。 ステップ1で問題を理解し 充分な人格の変化 生き方を変えるための意欲を もつ事ができなけ... 続きをみる
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自分自身の棚卸しを続け 間違ったときには 直ちにそれを認めた 一日を通して自分の感情の乱れに気がついたら それが 恨み 怖れ 罪悪感 後悔 のどれなのかを見定めてみよう。 そして直ぐに 自分の本能のどの部分が脅かされたのか? 自分の本能のどの部分が暴走したのか? を調べる。 共存本能(居場所、自己... 続きをみる
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ステップ8 私たちが傷つけたすべての人の表を作り その人たち全員に進んで埋め合わせを しようとする気持ちになった ハイヤー・パワー。 私が傷つけたすべての人の表を 作る力を与えてください。 私は自分の過ちの責任を 取ろうと思います。 そしてあなたが 私を許してくださったように 私も他の人たちを許そ... 続きをみる
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ステップ6 こうした性格上の欠点全部を 神に取り除いてもらう 準備がすべて整った ステップ7 私たちの短所を 取り除いてくださいと 謙虚に神に求めた ステップ4・5で 自分の欠点がすべてわかっても 手放したい気持ちになれない場合がある。 不思議に思うかもしれないが 私たちは勇気を出して自分を変える... 続きをみる
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神に対し 自分に対し そしてもう一人の人に対して 自分の過ちの本質を ありのままに認めた 神を頼みとし そして他の人を頼みとして生きている人が いちばん幸せに生きている。 だから 人生の指針とは 自分自身だけでなく 神と他の人々を頼みとする生き方の事である。 ステップ5は 真実のさらなる探求である... 続きをみる
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恐れずに 徹底して 自分自身の棚卸しを行い それを表に作った 恨みを抱くと 私たちの心は 恨みの感情で支配されてしまう。 怖れを抱けば 私たちの心は怖れで支配される。 他の人を傷つければ その行為のために抱く罪悪感と後悔によって 私たちは自分の人生を 他人に引き渡してしまう事になる。 これらの恨み... 続きをみる
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私たちの意志と生き方を 自分なりに理解した神の配慮に ゆだねる「決心」をした 私たちは 自分がしたいように考え、決心し 行動してきた結果 自分の命を失いかけ まわりの人たちの命も脅かしてきた。 利己主義と自己中心的な生き方が 私たちの問題のおおもとである。 まず 私たちは自分が神のように振る舞う事... 続きをみる
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自分を超えた大きな力が 私たちを健康な心に戻してくれると 信じるようになった 健康な心(正気)を 取り戻す必要があるということは 少なくとも現在の私たちの心は健康ではない 狂っている(狂気)ということである。 狂気は一杯飲んだ後ではなく 一杯飲む前に生じている 私たちをコントロールし飲ませてしまう... 続きをみる
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私たちはアルコールに対して無力であり 思い通りに生きていけなくなっていたことを認めた アルコホーリクには アルコール無しの人生なんて考えられない。 そしてやがては アルコールの有る無しに関わりなく 人生そのものについて 考えられなくなってしまうだろう。 その時彼は 誰も知る事のないような孤独を味わ... 続きをみる
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これらのステップを経た結果 私たちは霊的に目覚め このメッセージを アルコホーリクに伝え そして 私たちのすべての事に この原理を実行しようと努力した 神様 私の霊的な目覚めは次第にはっきりしてきています 私が受け取った手助けを 私はこの共同体の中でも外でも手渡し 他の人に与え続けていくでしょう ... 続きをみる
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祈りと黙想を通して 自分なりに理解した神との 意識的な触れ合いを深め 神の意志を知ることと それを実践する力だけを求めた ハイヤー・パワー 私なりに理解したあなたとのパイプを いつもつなげておけますように 雑然とした日々の暮らしが 詰まらせるパイプをいつもきれいに 掃除しておけますように 祈りと黙... 続きをみる
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自分自身の棚卸しを続け 間違ったときには 直ちにそれを認めた 自分の棚卸を続け誤りを犯した時は すぐにそれを正していく事が 提案されている。 私たちは過去を清算して 力強くこうした生き方を実践し始めた。 私たちは霊的な力の中に入った。 次の課題はよりよく理解し より一層役に立つ人間に 成長する事で... 続きをみる
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ステップ8 私たちが傷つけたすべての人の表を作り その人たち全員に進んで埋め合わせを しようとする気持ちになった 私たちが傷つけた人たち すべての表を私たちは手にしている。 その人たちに 埋め合わせをする気持ちに なっている。 【今すぐに】 今すぐに 埋め合わせをしたいと思う相手の名前を 全て書き... 続きをみる
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ステップ6 こうした性格上の欠点全部を 神に取り除いてもらう 準備がすべて整った ステップ7 私たちの短所を 取り除いてくださいと 謙虚に神に求めた ステップ4・5で 自分の欠点がすべてわかっても 手放したい気持ちになれない場合がある。 不思議に思うかもしれないが 私たちは勇気を出して自分を変える... 続きをみる
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私がドクター・ボブと出会ったのは ウォール街の仕事で オハイオ州のアクロンへ出張した時の事だった。 だからAAは 私が生計を立てていく必要に直面した 努力の中から生まれたのだとも言える。 (ビルはこう思う№128) AAは 1935年5月12日(母の日)に オハイオ州アクロンで ビル・Wとドクター... 続きをみる
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神に対し 自分に対し そしてもう一人の人に対して 自分の過ちの本質を ありのままに認めた 誰に自分の話をするかを決めたら 一秒たりとも無駄にせず早速実行にかかろう。 前もって書いた棚卸表があるのだし 長い話をする準備もできている。 その人に 自分がしようとしている事と なぜそうしなくてはいけないの... 続きをみる
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恐れずに 徹底して 自分自身の棚卸しを行い それを表に作った 人の過ちはさておいて 私たちは自分自身の誤りだけを 断固として厳しく見つめた。 自分がどこで 利己的で 不正直で 身勝手だったのか。 何を怖れていたのか。 配慮に欠けていなかったか。 どんな問題に対しても 自分の側の欠点を見つけていく事... 続きをみる
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私たちの意志と生き方を 自分なりに理解した神の配慮に ゆだねる「決心」をした 私たちは 自分がしたいように考え、決心し 行動してきた結果 自分の命を失いかけ まわりの人たちの命も脅かしてきた。 利己主義と自己中心的な生き方が 私たちの問題のおおもとである。 まず 私たちは自分が神のように振る舞う事... 続きをみる
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自分を超えた大きな力が 私たちを健康な心に戻してくれると 信じるようになった 健康な心(正気)を 取り戻す必要があるということは 少なくとも現在の私たちの心は健康ではない 狂っている(狂気)ということである。 狂気は一杯飲んだ後ではなく 一杯飲む前に生じている 私たちをコントロールし飲ませてしまう... 続きをみる
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私たちはアルコールに対して無力であり 思い通りに生きていけなくなっていたことを認めた 私たちは自分がアルコホーリクであることを 心の底から認めなくてはならない事を知った。 これが回復の第一ステップである。 自分は普通の酒飲みと同じだという あるいは今にそうなれるかもしれないという妄想を まず徹底的... 続きをみる
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アルコホーリクス・アノニマスの共同創始者の一人。 私たちの共同体の誕生は 彼が永久に飲まない生き方に入ったその日 1935年6月10日と日付を同じくする。 1879年8月8日 ロバート・ホルブルック・スミス誕生 私はニューイングランドの バーモント州セント・ジョンズベリーの セントラル・アンド・サ... 続きをみる
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1891年3月4日 ビルの妻ロイスが ニューヨークのブルックリンで生まれる。 彼女の父、クラークバーナムは 婦人科医と外科医であり 彼女の母親、マチルダスペルマンは 洗練された若い女性でした。 ロイスは、バーバラ、キャサリン、ロジャースとライマンの 2人の少年を含む6人の子供の中でも最も年上でした... 続きをみる
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第三版に寄せて この版の原稿を入稿した1976年3月の時点での アルコホーリクス・アノニマスのメンバー数は 控えめに見積もっても 全世界で100万人以上いると推定される。 AAの共同体は その規模も範囲も 目覚ましい広がりを見せているが その核心はいたってシンプルであり 個人を主体にしたものである... 続きをみる
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この前書きに記されている数字は 1955年当時のAAの状況である。 アルコホーリクは誰でも 二つの事を知りたがります。 一つは 自分がどうして昔のように 普通に酒を飲む事ができないのか? アルコホーリクは アルコールに対して アレルギーを持っているので 一杯飲むとアレルギー反応が起きて アルコール... 続きをみる
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アルコホリズムの自己診断が難しいのは アルコホリズムがアルコホーリクに 「おまえはアルコホーリクではない。 大丈夫だ」と ささやきかけるからです。 アルコホーリクは誰でも 二つの事を知りたがります。 一つは 自分がどうして昔のように 普通に酒を飲む事ができないのか? アルコホーリクは アルコールに... 続きをみる
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ビッグブック 日本語翻訳改訂版への序文 (個人の物語付き) 2002年10月 ハードカバー版改訂版発行 (装丁、ページ、個人の物語追加) 今回の翻訳改定に際し留意した課題は 飲酒の問題で苦しみながら AAをまだ知らない人々 またAAをしらない一般の人々に対し わかりやすい表現を使うこと 原文が持つ... 続きをみる
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1974年秋 東京新宿で 英文のビッグブックを読み合わせる AA方式のミーティングが始まりました。 トゥディクラブという名の クローズドミーティングでした。 アメリカ人神父(ミニー神父) 日本人神父(ピーター神父) 日本の女性メンバー等も 参加するようになり ガリ版刷りの 日本語訳版ビッグブックと... 続きをみる
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これらのステップを経た結果 私たちは霊的に目覚め このメッセージを アルコホーリクに伝え そして 私たちのすべての事に この原理を実行しようと努力した 神様 私の霊的な目覚めは次第にはっきりしてきています 私が受け取った手助けを 私はこの共同体の中でも外でも手渡し 他の人に与え続けていくでしょう ... 続きをみる
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祈りと黙想を通して 自分なりに理解した神との 意識的な触れ合いを深め 神の意志を知ることと それを実践する力だけを求めた ハイヤーパワー 私なりに理解したあなたとのパイプを いつもつなげておけますように 雑然とした日々の暮らしが 詰まらせるパイプをいつもきれいに 掃除しておけますように 祈りと黙想... 続きをみる
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自分自身の棚卸しを続け 間違ったときには 直ちにそれを認めた 僕は自分が考えている事を調べる。 新しい僕が意識している神にすがって。 常識が非常識になる。 確かでない時は 静かに座って 神の計画のままに僕の問題の方向付けと それに立ち向かう強さが得られますように願う。 霊的なプログラムを中止し 自... 続きをみる
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ステップ8 私たちが傷つけたすべての人の表を作り その人たち全員に進んで埋め合わせを しようとする気持ちになった ステップ9 その人たちや ほかの人を傷つけない限り 機会あるたびに その人たちに 直接埋め合わせをした ぼくたちは自分が傷つけた人たち 自分が恨みを持っている人たちの リストを作った。... 続きをみる
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ステップ6 こうした性格上の欠点全部を 神に取り除いてもらう 準備がすべて整った ステップ7 私たちの短所を 取り除いてくださいと 謙虚に神に求めた 厳しい態度で自分の罪に直面し 新しく見つけた友である神に 取り除いてもらう気持ちになった。 以来 ぼくは一滴も飲んでいない。 アルコホーリクは 自分... 続きをみる
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神に対し 自分に対し そしてもう一人の人に対して 自分の過ちの本質を ありのままに認めた ~大掃除の意欲~ 他人に対して正直になってはじめて 自分に対しても神に対しても 正直であることが証明されるのだ。 その学生時代の友人が訪ねてきた時 ぼくは自分の問題と 欠点を思い切って全部彼に話した。 自分の... 続きをみる
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恐れずに 徹底して 自分自身の棚卸しを行い それを表に作った 人の過ちはさておいて 私たちは自分自身の誤りだけを 断固として厳しく見つめた。 自分がどこで 利己的で 不正直で 身勝手だったのか。 何を怖れていたのか。 配慮に欠けていなかったか。 どんな問題に対しても 自分の側の欠点を見つけていく事... 続きをみる
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私たちの意志と生き方を 自分なりに理解した神の配慮に ゆだねる「決心」をした ぼくは ようやく自分が理解している神に あなたの計画のままにお使いくださいと 謙虚に自分をささげた。 神の配慮と指図のもと 条件を付けずに 心から自分を差し出した。 生まれて初めて 自分は何者でもないこと 神なしでは自分... 続きをみる
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自分を超えた大きな力が 私たちを健康な心に戻してくれると 信じるようになった 友人は その時の僕には珍しい考えとしか 思えなかった事を言った。 「自分で理解できる 神の概念を選べばいいんだ」 僕ははっとなった。 これまで僕が 長いことその陰に隠れて 震えながら生きてきた知性の氷山がこの時解けた。 ... 続きをみる
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私たちはアルコールに対して無力であり 思い通りに生きていけなくなっていたことを認めた アルコホリズムという問題の理解 アルコホーリクは普通にお酒を飲むことができない その原因は 身体のアレルギー、身体的なアルコール渇望現象 精神のとらわれである。 もしあなたが 身体のアレルギーのために 安全に飲酒... 続きをみる
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1930年 ウィリアム・シルクワース博士は タウンズ病院でアルコホーリクの治療に取り組む中で アルコホーリクはアルコールに対する 肉体的アレルギーと精神的脅迫観念という 治る見込みのない病気にかかっていると認識しました。 肉体的アレルギー:渇望現象 精神的強迫観念:欲求に負けて飲む衝動 アルコホー... 続きをみる
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各グループの本来の目的はただ一つ いま苦しんでいるアルコホーリクに メッセージを運ぶことである。 飲まない生き方は 与えることで保ち続けることができる。 他の誰も手助けができない時に あなたは助けになれる。 他の誰もがうまくいかない時に あなたは彼らの信頼を 得られるのだ。 誰かが回復していき 彼... 続きをみる
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★AA★☆書籍特別ミーティング IN やさシティ まつど☆ ☆曜日:月曜日・火曜日・水曜日・木曜日・金曜日 ☆時間:夕方 16:00 ~ 17:30 土曜日:夜 19:30 ~ 21:00 ★第二・第四土曜日はお休みです 日曜日:夜 19:30 ~ 21:00 ☆場所:千葉県松戸市みのり台7-14... 続きをみる
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お酒の問題で悩んでいる方なら どなたでもご参加頂けるミーティングです。 (予約もいりません) 第1~4木曜日(第5木曜日はお休み)の 19:30 ~ 20:30 に開催しています。 Twitter アカウントは @aaokunohosomiti 参加に関するお問い合わせにはお答えできますが 本アカ... 続きをみる
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ステップ1 私たちはアルコールに対して無力であり 思い通りに生きていけなくなっていたことを認めた 自分はふつうの酒飲みと同じだという あるいはいまにそうなれるかもしれない という妄想を まず徹底的に 打ち砕かなくてはならないのだ。 ステップ2 自分を超えた大きな力が 私たちを健康な心に戻してくれる... 続きをみる
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アルコホーリクス・アノニマス ー無名のアルコホーリクたちー 幾万もの 実にたくさんの人びとがアルコホリズムから回復した。 本書は彼らがどのように「回復したのかを」語るものである。 【初版に寄せて】 私たちアルコホーリクス・アノニマスは 「絶望的に思えた精神と肉体の状態」から 回復している者たちの ... 続きをみる