アルコール依存症からの回復

アルコール依存症からの回復のステップ

12&12~伝統2

私たちのグループの目的のための最高の権威はただ一つ
グループの良心のなかに自分を現される、愛の神である。
私たちのリーダーは奉仕を任されたしもべであって
支配はしない。



AAは民主主義であり
ビル・Wの言葉を借りれば
“おだやかな無政府主義”である。


評議会も常任理事会も
AAグループやメンバーに対して
命令をくだすことはできない。
他のメンバーに命令を出したり
服従を強いるメンバーもいない。


AAは霊的共同体であるべきである。
だから
グループの“最高の権威”は
先行く仲間や
評議会や常任理事会ではなく
“グループの良心”のなかに
自分を現わされる“愛の神”なのである。



多くの先行く仲間はこう考えている。
AAの新しい仲間よりも
自分は経験を重ねている。
自分が導き
リーダーシップをとったからこそ
彼らは新しい生き方を見いだすことができたのだ。
先行く仲間は
経験が長いということを
AAを運営していく一種の既得権のように
時には天下御免の権利のように
解釈することが多かった。


しかし
私たち先行く仲間が
判断を誤ることがよくあるということに
私たちはだんだん気づいていった。
なぜなら権威をわがものにしていたため
個人的な先入観や私情に左右されることが
多かったのである。
あらゆる経験を積み
どんなに良いことをたくさんしてきたとしても
先行く仲間が間違えないという保証はない。


それでは
オールドタイマーとして私たちが役に立てる時代は
もう終わったということなのだろうか?


そうではない。
私たちオールドタイマーが
グループの良心を信じて任せられるようになると
グループが深刻な難題に直面した時
私たちのより長い経験だけが伝えることのできる
アドバイスを求めて
グループメンバーが
私たちに足を向けてくれるのである。



優先されなければならないのは全体の福利である。
個人の『善』は
時には
グループの『最善』の敵になる。


グループの良心を通して語る神こそ
われわれの最高の権威である。


われわれのリーダーは
奉仕を任されたしもべにすぎず
決して支配はしない。



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