アルコール依存症からの回復

アルコール依存症からの回復のステップ

ビッグブックの概要

ビッグブックには
私たちがアルコホリズムのとらわれから
自由になる方法が「ある」と書かれています。
自由になるための解決方法は
「自分を超えた偉大な力」です。
ビッグブックの12のステップの目的は
自分の問題を解決するのに必要な
自分を超えた偉大な力を見つける
手助けをすることです。


この本は
あくまでも提案のつもりで書かれた。
私たちが知っていることは
ごくわずかであることを
よく承知している。


AAの集まりは
世間一般で言われている意味の組織ではない。
会費とか入会金のようなものは一切ない。
メンバーになるために唯一必要なのは
飲酒をやめたいという心からの願いだけだ。
私たちはどんな宗教、宗派にも所属しないし
どんな人にも反対しない。
私たちは
苦しんでいる人たちの
助けになりたいと願うだけである。


私たちは
絶望に思えた精神と肉体の状態から
回復している者たちの
100人を超える集まりである。
私たちがどのように回復したかを
まさにそれがあったとおりに
ほかのアルコホーリクに伝えることが
本書の目的である。


私たち一人一人にとっての偉大な事実は
私たちが共通の解決方法を
見つけたということにある。
全員が全面的に賛成できて
兄弟のように仲良く
心を一つに結束していける解決方法を
私たちは持っている。
それが
この本が
いまアルコホリズムで苦しんでいる人たちに
届けようとする福音である。


もしあなたが私たちのように
深刻なアルコホーリクなら
もはや中途半端な解決方法はない。
私たちは
自分の人生が
自分の手に負えなくなった状況まで
人間の意志では決して戻れないところにまで
踏み込んでしまった。
残された道は二つしかなかった。
耐えられない状態に目をつぶって
行き着くところまで突き進むのか
それとも霊的な助けを受け容れるかだった。


あなたが本気で酒をやめたいと思っているのに
きっぱりやめられないようなら
あるいは飲んでいて
酒量がコントロールできないようなら
おそらくあなたはアルコホーリクだろう。
だとしたら
あなたは霊的な体験をすることによってしか
克服できない病気にかかっていることになる。


自分が無神論者
あるいは不可知論者だと思っている人にとっては
霊的な体験などという言葉がでてくることは
我慢ができないだろう。
だが飲み続ければ
ましてその人が手遅れの部類の
アルコホーリクであれば
必ず不幸な結果になる。
けれども
アルコホーリクにとっては
酒で死ぬのも
霊的な救いを求めて生きるのも
そのどちらかを選ぶのも
なかなかできないことなのである。


だが実は何もむずかしいことはない。
草創期のころの仲間の半分はこのタイプだった。
自分は本物のアルコホーリクではないという
はなかい望みを持って
この問題を遠ざけようとした人たちもいた。
だがまもなく
全員が
霊的な解決方法を見つけないかぎり死ぬしかないという
事実に直面することになった。
おそらく
あなたもそういう事実に向き合うことになるだろうが
がっかりしないでほしい。
私たちのなかの半分は
自分が無神論者、不可知論者だと思っていたのだから。
私たちも同じ経験をしてここまできた。
だからあなたも面倒に考えないでほしい。


必要な力がないこと
それが問題だった。
私たちは生きていくための力を
見つけださなければならなかった。
それは自分を超えた偉大な力でなくてはならない
ことがはっきりしている。
けれどもその力をどこに
どうやって見つけ出すのか。
それこそがこの本の主題である。
この本の目的は
あなたが自分の問題を解決するのに必要な
あなたを超えた偉大な力を見つける
手助けをすることである。
だから私たちは
道徳的であるだけではなく
霊的だと信じる本を書いた。
そこで言うまでもないことだが
私たちは神について語ることになる。


ほかの人が信じる神のことは
考えなくてよいのだとわかって
とてもありがたかった。
あまり適当でなくても
自分なりの考えで
神に近づき
神に触れることができた。
そしてこの世界にあるどんなものにも
それを作り上げた知恵が働いていることを
宇宙の全体を包んでいる霊魂があることを
認めるとすぐ新しい力がわき
自分たちが向かおうとしている方角が見えてきた。
私たちはもっと歩みを進める必要があったが
神は求める者に難しすぎる条件を出さないことを
私たちは知った。
私たちにとって魂の世界というのは
どこまでも広がり
何もかもを包みこむものだ。
まじめに求める人間を決してのけ者にしない。
誰に向かっても魂の世界は大きく開かれているのだと
私たちは信じている。


事実
私たちは自分をごまかして目をつぶっていた。
男にも
女にも
子どもにも
一人一人のおおもとの深いところに神の意図がある。
それは災難や
見せかけの華やかさや
他のものへの崇拝などにおおわれて
よくわからなくなっているかもしれないが
何かのかたちをとって必ずそこにある。
自分を超えた偉大な力への信仰と
その力によって人生に現れる奇跡は
人類が始まってからずっとあったのだ。


何らかのかたちでの神への信仰は
私たちが友人に対して持つ感情と同じように
自分たちのなかに初めから組み込まれていたことに
私たちはとうとう気づいた。
怖れずに探し求めなくてはならないこともあったが
神はいつもそこにいた。
自分がここにいるのと同じように。
その「偉大な実在」を
私たちは自分のいちばん深いところに見つけた。
結局のところ
神を見つけられるのはそこだけだ。
私たちにとってはそうだった。


正英は
AAは宗教的なプログラムではないと思っています。
アルコールに対して無力を認め
謙虚に
仲間や自分を超えた偉大な力に助けを求める事により
生きづらさを手放すプログラムであると。
ですから正英にとっての「偉大な力」は
当初
AAの仲間でありミーティングでした。


ステップを踏んだいるうちに
目に見えない
「偉大な力」を感じる事ができるようになり
アルコールへの依存から
目に見えない「偉大な力」に依存が
ゆっくりと代わっていくように思えました。


それが霊的な目覚めであると


正英はそう思います。


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